ビジネスで広く使われる「とんでもございません」は「とんでもない」の敬語ですが、正しくない日本語といわれます。しかし、「とんでもない」という言葉には2種類の意味があり、謙譲否定の意味で使われるときは必ずしも間違ってはいません。感謝の気持ちで敬語を使いましょう。 謙遜の意味が強い敬語、とんでもないです。とんでもございませんよりも丁寧さに欠ける言葉だと言われていますが、実際どうなのか?今回は、「とんでもないですの意味とは?」から正しい使い方、丁寧な例文、言い換えできる類語まで解説!ビジネス敬語の質を高めていきましょう。 そこで今回は「とんでもないです」の意味や正しい使い方、ビジネスでの英語表現や言い換え表現まで、詳しく解説していきます。ただし中には「とんでもないです」が誤用であると認識している人もいるので、目上の人には正しい敬語表現を使いましょう。しかし目上の人などに対して正しく使いたいという時は、「とんでもない(形容詞)+名詞」にするために「こと」を入れて以下の表現を使いましょう。相手からの謝罪を受けた時は、代わりに以下のようなフレーズを使いましょう。そのため相手の謝罪に対する否定のニュアンスが失礼になる場合があります。以前は誤用とされていた「とんでもないです」という表現は、現在では正式に認められています。「いえいえ、そんな謝られることではありません」と丁寧に言っていても「とんでもないです」は相手の言葉を否定する意味合いを持ちます。では「とんでもないです」と伝えたい時の正しい敬語表現を以下で紹介します。取引相手や上司、社長さんなどには「とんでもないことでございます」を使うと、より印象が良いです。ビジネスシーンでは相手からの謝罪に対して「とんでもないです」と返すことがあります。「とんでもないです」の「とんでもない」には以下の3つの意味があります。「冗談じゃない」という意味では、以下の用語が類語として使えます「滅相もない」という意味では以下の言葉が類語として使われます。「とんでもないです」「とんでもございません」という言葉はフォーマルな場面で耳にする機会が多いですが、本来は間違った使い方とされていました。「滅相もない」という謙遜表現の「とんでもない」を英語で表したい時には、以下のフレーズが便利です。「とんでもないです」の英語表現は、以下の3つの意味ごとに紹介していきます。「私が、そんなこと言っただって?とんでもない」の場合は「冗談じゃないよ」という意味合いです。一方「光栄です」と言う際は、謙遜の意味合いを含みながらも称賛の言葉への感謝や嬉しさが現れた表現です。一方「そんな非道を働くのは、とんでもないことです」の場合は、強く否定する意味合いを込めて「そんな非道を働くのは、冗談じゃないことです」とネガティブな表現です。称賛に対して「とんでもないです」といった場合は、「私にはもったいないほどのお褒めの言葉」「称賛されるほどのことでは」謙遜のニュアンスがこもっています。英語では、日本語のように「そんなことありません」「滅相もないことです」といった表現はありません。今は正式な表現として認められている言葉ですが、目上の方などに使う時は正しい敬語表現で使いたいですね。「その発明は、とんでもないことです」と言う場合は「信じられないほど素晴らしい発明」のようにポジティブで使われます。そのため形容詞に直接「です」または謙譲表現の「ございます」をつけるのは誤用です。どちらも日常的に頻繁に使われる単語で、相手の言ったことを否定する際に用いられます。場面に合わせて正しい表現が使うことで、社会人としての評価も上がっていくでしょう。「途でもない」は「途」が「ない」ことを示しており、「途」の意味は以下の通りです。「とんでもないです」「とんでもないことです」は3つの意味があり、場面によって使う意味やニュアンスが変わってきます。以下の表で3つの意味ごとに使う場面や意味合いを見てみましょう。「とんでもないです」の言い換え表現も以下の3つの意味に分けて、それぞれ紹介します。「思いがけない」という意味では、以下の言葉が類語として使われます。しかし、目上の人などに正しい敬語表現を使いたい場合は「とんでもないことです」「とんでもないことでございます」を使いましょう。謝罪に対する返事には、相手の発言を否定する意味合いのある「とんでもないです」ではなく「お気になさらず」などが適切です。しかし平成19年からは「とんでもないです」「とんでもございません」という表現は正式に認められ、フォーマルな場面でも使えるようになりました。
「どういたしまして」という言葉は「ありがとう」に対しての返事という意味で使われるもので、日常的にも非常に活用されているものです。ここでは「どういたしまして」の意味や使い方、そして「ありがとう」に対しての正しい返事の仕方を例文を参考にまとめています。 しかし年配の方や、カスタマーサポートの現場などで敬語表現を学んだ人などの中には、「とんでもございません」は誤った敬語であるとの認識を持っている人もいます。かといって「とんでもないです」は気軽な言い方のような気がするし、「とんでもないことでございます」だと聞きなれない言葉で仰々しく聞こえるし、ということで悩んでしまう人が多いようです。前述したように、「とんでもない」は一つの形容詞です。そのため「とんでも+ございません」というように「とんでも」を一つの言葉として「ございません」をつけた形になっていることが間違いの理由です。同じ理由で「とんでもありません」も誤りです。「とんでもない」の意味は複数あるため、意味別に類語と言い換え方を紹介します。「とんでもない」の3つの意味で説明したように、③の「相手の言うことを強く否定する」の意味から転じて謙遜表現として用いられるようになった「とんでもない」において、「とんでもございません(とんでもありません)」と言うことは問題ないという見解だということを覚えておきましょう。「とんでもないです」は形容詞の「とんでもない」に丁寧語の「です」をつけて敬語表現にした言葉です。「楽しい+です」などと同じ用法です。「とんでもない」の意味を語源から確認してみましょう。「とんでもない」は、もともと「途でもない」という言葉が変化した言葉です。「途」には「道」の意味があり、「途」を「でもない」と否定することから、「途でもない」は「道理を外れてひどいことだ」「思ってもみないことだ」という意味でした。「とんでもない」を丁寧に言う場合は「とんでもないことでございます」が正しい言い回しです。「とんでもないです」には複数の意味があり、もともとは「ひどいことだ」というネガティブな意味合いの強い言葉でした。そして相手から褒められたことを謙遜して打ち消す時の「とんでもないです」の使い方については、課題もあることがわかりました。相手に誤解を与える可能性がある言葉は、スマートな言い換えができるよう、日頃からしっかり準備しておくとよいでしょう。平成19年、文部科学省設置の文化審議会における「敬語の指針」において、「とんでもございません(とんでもありません)」という言い方はかなり広まっているため、使用しても問題ないという見解が示されました。「途でもない」から転じた「とんでもない」には3つの意味があります。理解しやすいよう、例文とともに紹介します。相手の言葉を否定する「とんでもない」を「とんでもございません」と言うことがあります。しかしこれは文法的には誤りのため、しばしば敬語の間違い表現として議論の的になる言葉です。次に「とんでもございません」について詳しく説明します。ビジネスシーンで「とんでもないです」を用いる場面としては、「恐縮・謙遜」の表現をしたい時が多いのではないかと思います。上述したように、「とんでもございません(とんでもありません)」は、文法的には間違いですが、相手の言葉を軽く打ち消す時の謙遜の表現として広まったため、現在は問題ないと示されています。上記の1はどちらかというとポジティブな意味で使われ、2は否定的な意味で使われます。また、3の相手の言うことを強く否定する言い方から派生して、現在は相手からの称賛の言葉を謙遜して打ち消す時の言葉としても「とんでもない」が一般的に使われるようになっています。ここでの注意点としては、「相手の褒めや称賛などを謙遜してかしこまる場合の「とんでもございません」( とんでもありません )という言い方」が広まっているので、認めるとしていることです。ビジネスの相手からお褒めの言葉をいただいた時、「いえいえ」という打消しの表現として「とんでもないです」や「とんでもございません」と言う人が多いと思います。しかし本来の「とんでもない」は謙遜の言葉ではないことを知っていますか?スマートに謙遜の表現ができるよう、「とんでもない」について解説します。相手から褒めていただいたことを謙遜して打ち消す言い方は他にもあります。メールにも使えるスマートな言い回しを紹介しましょう。迷った時には使ってみてください。 私の知り合いに「ありがとう」の返事を常に「いいえ~」で返す人がいます。なんか腑に落ちません。同じように感じる方いらっしゃいますか?あと、ありがとうと自分がいったあとに、何といわれたいですか?例:「どう致しまして」「こちらこそ」「とんでもない」「!