公認改造車ディーラー

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車を改造すると、場合によっては「構造変更」の手続きが必要になります。しかし、いざ当事者になってみると構造変更の手続きがわからず、困ることもあるはずです。そこで、構造変更に必要な手続きや必要書類について解説します。なぜ正規ディーラーじゃダメ？　愛車のメンテナンスをショップに頼むべきケースとはわずかな手抜きで廃車の危機も！　愛車のメンテナンス放置の代償とチェックすべき項目７つ当サイトをご覧の際には JavaScript を有効にしてください。・フロントガラスや運転席・助手席にスモークフィルムが貼ってある・後付けのバックフォグ（保安基準の「後部霧灯」の6つの要件を満たせばOKだが、けっこう厳しい）・ボディサイズが変わるエアロパーツ（保安基準では、全長±3センチ、全幅±2センチ、全高±4センチまでは、合法となっているが……）そもそも、車検に通らないクルマ＝保安基準に適合していないクルマは、公道を走ること自体がNGなので、ディーラーで車検が受けられなかったり、入庫を拒否されても仕方がない。整備、点検、車検等で、なにかと世話になる各メーカーのディーラー。しかし、カスタムカーの場合、その仕様によってはディーラーに入庫拒否されるケースもある。© Kotsu Times Sha Co.,Ltd. 株式会社交通タイムス社というのは、ほとんどのディーラーは、地方運輸局長から指定自動車整備事業の指定をうけた「指定工場」で、万が一、検査基準を満たさないクルマを車検に通したという事実が発覚すると、「営業停止」処分になるため、保安基準に適合しないクルマが出入りすることに非常に神経質になっているのだ。不便なだけじゃなく性能悪化も！　クルマのローダウンのメリット・デメリットとは以下のような違法性が疑われるクルマは、車検以外でも入庫が断られるケースが多い。公認改造車に乗る際の注意点（1）任意保険. 車検のプロ。長年、中古車販売会社にて保証の判定や、提携工場様との折衝、技術相談に携わる。国産車ディーラーの整備士として社会人デビューし、国産車ディーラー退職後も自動車関連の会社に勤務中。というのも、改造車と一口にいっても、明らかにスポーツ走行を意識したものから、単に利便性を優先したものまで様々で、任意保険会社からしても判断が付きにくいのが実情です。保険会社によって、改造車は一律加入不可という場合もあります。車検証の「改」とは、改造車の中でも、正規の手続きで検査を受けて構造変更を行って、車検証の型式の後ろに「改」が追記されたことを指しています。現在使用しているスプリング（各車軸ごと）で、異なる形式のスプリングに変更した場合日産ノートNISMO S は、1.6リッター自然吸気（NA）の「HR16DE」と5段MTを搭載したスポーツモデルです。通常のノートが1.2リッターエンジンであるため、パワートレインがそっくり換装されています。当然、持込み登録となるものの「改」が型式につくかというと、そうではありません。エンジンのチューニングはしていますが、排気量は同じであり、大きく構造を変えるとはみなされません。車両購入時点で車検証に「改」が入っていた時は、改造の範囲をきちんと確認しておくことが重要です。後々その車を売却する時には、自分自身が売り主という立場で、細かい説明を求められることになるため、購入時に全てを明確にしておくことが必要となるのです。逆に言えば、新車メーカーが型式認証を受けていない車は全て改造車ということになり、構造変更申請を行う必要が出てきます。通常のノートの型式が「E12」であるのに対し、NISMO Sは「E12改」となります。これは、NISMO Sが型式認証を受けていないことが原因であり、登録の際は、現車を運輸支局に持ち込んでの登録が必要です。これ自体を見ると大掛かりな改造にも見えますが、キャブレター仕様に変更しても車検証の記載が変わるわけではなく、「排ガスレポート」（俳ガス試験証明書）を提出して構造変更を行えばそれで事足ります。ガスハイブリッドシステとは、LPガスとガソリンの2つの燃料で走行できるようにする自動切換システムのことをいいます。LPガスだけで走る車というのは市販されていますが、これは、ガソリンエンジンの車にガスハイブリッドシステムを後付し、ガス（LPガス）とガソリンの2つの燃料を自動で切り替え走行できるようにするというものです。LPガスは、燃料代が安いというメリットがある一方で、取り扱っているガソリンスタンドが少なく、LPガスのみで日常的に使うのは難しい面があります。そこで、２つの燃料で走れるようにしたというものです。これは、燃料の種類が変更となるため、型式も「改」が付きます。AT車をMT車に変更した場合、エンジン載替えに伴いトランスミッションを変更した場合自動車流通の観点では当たり前とも言えますが、型式認証を受けていれば、型式に「改」と入ることはないのです。スカイライン誕生40周年を記念して発売された4ドアのGT-Rであり、今でも中古車で絶大な人気を誇る隠れた名車です。チューニングはオーテックが担当し、総生産台数は400台あまりと言われていますが、そもそも２ドアボディが前提のGT-Rを４ドア化するにあたり、4ドアセダンのパーツの流用したり、リアフェンダーを新設計するなど数多くの改造がなされています。型式は「BCNR33改」となり、完成度が高いため改造車とは気が付きにくいですが、れっきとした改造車扱いとなります。さらには、自動車が改造によって保安基準に適合しない状態にあるとき、使用者に対し整備命令が発令される可能性もあり、整備命令に従わない場合は車両の使用停止命令や、50万円以下の罰金の対象となります。違法改造の状態では、車検時にその改造について指摘されるリスクが高くなります。法令順守の観点、そして安全面での配慮の観点からも、正規の手続きで構造変更申請を行うことが重要です。これまで、車検証に書かれた「改」の意味や具体的な事例、改造車に関する注意点について説明してきました。改造車ときいて怖がるのではなく、注意点を把握したうえで、上手に維持管理していくことが重要となってきます。自動車の型式認証制度とは、自動車メーカーが新型車を販売する前に、国土交通大臣に届け出を行って、保安基準への適合性等について審査を受ける制度のことをいいます。ホンダのアクティトラックは、２ＷＤと４ＷＤが選べるモデルですが、４ＷＤ車で車検時にプロペラシャフトブーツが切れているという指摘を受けることが多くなります。しかも、プロペラシャフトブーツ単体での部品供給はなく、ＡＳＳＹ交換で10万円前後の修理費用が必要であるため、２ＷＤ化してしまうユーザーも一部現れています。メーカー系チューナーが新車で販売しているモデルの中にも、「改」が付くものもあり、こういった車を保有することはどんどん一般的になってきています。保安基準に適合しなくなるような自動車の改造、装置の取り付け、取り外し等を行った場合、6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰則が科せられる可能性があります。公認改造車については、きちんと構造変更申請をして車検証に「改」が入れば、あとは改造前の車と同じように維持していくことができます。ただし、任意保険については注意が必要です。こういった改造車は、合法的に公道を走ることが認められている車のことを意味しており、その後は通常の車と同じように継続車検が可能となります。ちなみに、構造変更とは、車両の長さ、幅、高さ、乗車定員、最大積載量、車体の形状、原動機の型式、燃料の種類、用途等に変更が発生するような改造をした場合において、「構造等変更検査」を受けることで、正規に車検証の記載内容を変更するという手続きのことをいいます。ただし、通常はディーラー側が代行して行うため、一般ユーザーからすれば大きな違いはありません。1992年以降のクラシックミニは、インジェクション化されています。キャブレター仕様への交換は、配線の加工、フュエルポンプの交換、水温センサーの取り付け、マフラーの交換など様々な作業が必要であり、専門ショップにお任せするのが一般的です。もちろん改造車の任意保険を取り扱う会社もありますが、車両保険の付帯は不可の場合がほとんどとなります。ダイレクト型と代理店型で手続きが異なる場合もあり、改造をする前に早めに確認をとることが重要です。肝心の保険料については、保険会社や車種によって一概に上がるとも限りませんが、保険料のことを気にするよりも、正しく申告することが一番重要になります。したがって、メーカーの工場で生産された車は、新規検査の際に車を持ち込む必要はありません。足回りやエアロパーツにしても、K12マーチ12SRの改造範囲では、構造変更申請対象部位に改造がされていないとみなされるため、「改造車」扱いにはならないのです。車検証の「改」が付くには、一般的に次のような条件を満たすときです。ショップやユーザーから直接改造車を買う場合、どの程度の改造を行っているのか、そして必要な構造変更申請をしているのかを確認することが重要です。K12マーチ12SRは、マーチの改造車としてオーテック扱いで販売されていたモデルです。大きな改造ポイントとすると、高回転型カムプロフィール・バルブスプリング・専用ピストン（高圧縮比・高強度）・軽量フライホイール・専用チューニングコンピュータなどのチューニングエンジン、専用スポーツチューンドサスペンション、専用フロントエアスパッツなどとなります。改造車というジャンルの車は、以前は暴走族が乗っているような違法改造の車を意味していました。書類等に関しては、運輸支局と相談しながら作成する必要がありますが、基本的に部品を取り外す改造なので、比較的容易に構造変更が可能です。当然駆動方式が変わるため、型式に「改」が入ります。ただし、４ＷＤ車の中にも、ドライブシャフトを抜いてしまって走行ができる車種と、機構上できない車種があるため注意が必要です。しかしながら、改造の範囲や程度によって、「改」が付く場合と付かない場合があり、個別判断となるため、改造を実施する場合には、事前に運輸支局と確認作業が重要になってきます。