原因は、頸椎狭窄による腰萎(腰ふら)である可能性が高いとのこと。腰ふらで募集停止になったりするケースは、ときどき見かけますが、何の兆候もない馬が、急に発症して一気に命を落とすというケースに初めて接したので、たいへん驚いています。 腰痛がない腰部脊柱管狭窄症もある 腰ではなく膝の症状が強いケースが多い. 頚椎症による腰萎の育成馬は相変わらずたいへん多い。頚椎には脊髄が通っている椎孔と呼ばれる孔があるが、成長過程で、椎孔が狭くなったり、狭窄した箇所があると、脊髄が損傷を受ける。脊髄の中心にある脳からの命令を肢に伝える神経は傷害されにくいが、今、肢が地面に着きました。 腰椎部の脊柱管に狭窄が起こっていても、必ずしも腰痛が起こるわけではありません。腰痛とは、背骨を支える起立筋にストレスがかかることで生じる症状です。 鯨にしても結構大きい鯨のものだろう。いつか、調べてみようと思いながらそのままになっている。頚椎症の腰痿も、DOD;Develpmental Orthopedic Desease 成長期の整形外科的疾患 の一つと考えられている。肢が長く、頚が長く、成長が早く、早く走れる馬だけを選抜してきたためにDODはサラブレッドに多発すると考えれられている。今の若馬の腰フラは、ほとんどが頚椎の椎孔、すなわち脊髄が通る孔が狭窄していることが原因の神経病と考えられている。脊髄が圧迫されると、脳から「肢を動かせ」という命令は伝達されるが、「今、肢が着きました」という信号がうまく帰ってこなくなる。腰フラになると、頚椎のX線撮影をするのだが、極端な例だと右の写真のように、はっきりわかるほど狭窄している。できる限り予防すること。が、うまくいかなかったら、治療するすべも用意しておく必要があるだろうと考えてはいるのだが・・・・・・で、雲の上を歩くような歩様になったり、肢をひきずったり、逆に大げさに肢をあげて歩くようになる。しかし、重種馬にも骨軟骨症のようなDODもあるし、腰痿も発生しているようだ。腰フラは本当に多い。欧米では頚椎の関節を固定したり、椎孔の背中側を切除して脊髄への圧迫を減らす手術も行われている。これなどは第3頚椎と第4頚椎が屈曲し、第4頚椎の頭部が椎腔へ突出し、脊髄が圧迫されているであろうことが想像できる。
頸椎狭窄による腰萎の可能性が高いと診断、予後不良で安楽死に… 新馬戦を圧勝した期待の良血馬ブルトガング ディープインパクト産駒のブルトガングは、6月22日に東京競馬場で行われた芝1800mの新馬戦にルメール騎手とのコンビで出走。 頚椎症の原因、症状、治療法、予防・改善について解説します。坐骨神経痛や腰痛症、糖尿病神経障害に伴う痛み、帯状疱疹後神経痛など、さまざまな痛みの情報サイト。疼痛.jp 局所麻酔薬により、痛みが神経を伝わるのをブロックする治療法です。主に整形外科、麻酔科やペインクリニックなどで実施されています。進行する頚椎症性脊髄症や、保存療法が無効な頚椎症性神経根症には、外科的療法も検討されます。頚椎症性神経根症では、首、肩、手指にかけて痛みやしびれ、脱力感(力が入りにくい)があらわれることがあります。症状の多くは片側に見られます。歩行障害、手指の巧緻運動障害が進行する場合や、排尿障害などの脊髄症状が重度の場合を除き、まずは保存療法(頚椎カラーを用いた装具療法、薬物療法)が選択されます。また、温熱治療や牽引治療なども併用されます。さらに、痛みがコントロールできない場合は、神経ブロックを行うこともあります。熱による物理的エネルギーを利用した治療法です。生体に直に接触して熱を伝える電動熱を用いた「ホットパック」などがあります。頚椎症の予防・改善のためには、日頃の生活の中で、姿勢や首の動かし方について気をつけることが大事です。頚椎症性脊髄症(けいついしょうせい せきずいしょう)とは、加齢により椎間板の変性が進み、骨がとげ状に大きくなって骨棘(こつきょく)を形成することや、靭帯(じんたい)が厚く硬くなることで、脊柱管にある脊髄が圧迫され、四肢(両方の手脚)に痛みやしびれ、運動障害を生じる疾患です。椎間板の変性は誰にでも生じるため、これ自体は病気ではありませんが、脊柱管(脊髄の通り道)や椎間孔が狭くなり、脊髄や神経根が圧迫され症状がでることで、初めて病気と診断されます。多くの場合、痛み止めとしてまず非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)が主に用いられます。また、しびれや発作的に生じる鋭い痛み(電撃痛といいます)などの神経の痛みに対しては「神経障害性疼痛治療薬」、筋肉の緊張をやわらげ症状を軽くする目的で「筋緊張弛緩剤」なども用いられます。頚椎症の治療では、日常生活動作に多大な支障が生じている場合を除き、最初から手術が行われることはほとんどありません。しかし、そのほかの治療であまり効果が見られない場合には手術も検討されます。局所の安静を保ち、痛みの軽減が期待できる治療法です。「関節の保持」「変形の矯正・予防」「機能の代行」などを目的に、頚椎カラ―などの装具を使用します。運動やマッサージなど、代謝機能や身体機能などの改善を目的に行う治療法です。頚椎のクッションの役目をしている椎間板は、20歳を過ぎたころから、年齢とともに、水分が失われて弾力性がなくなり、ひびが入ったり、徐々に潰れたりするなどの変性(老化現象)が始まるといわれます。頚椎症性神経根症(けいついしょうせい しんけいこんしょう)は、頚椎の変性(椎間板ヘルニア、骨棘形成など)により、椎間孔の狭窄が生じ、神経根が圧迫され、主に片側に痛みやしびれが生じる疾患です。 こういう例外的な馬もいるんで、競馬ってわっかんないよーな、とボヤきたくなりますが、そこが相手が生き物である競馬の面白い所ですよね。 【参考リンク・図書】 My-Aiba.com 馬の見方 馬の見方・実践編 STEP14 腰を見る 馬医者修行日記 頚椎症による腰痿 伝えられた情報によると、ブルトガングは頚椎狭窄による腰萎の可能性が高く、予後不良と診断され、今朝安楽死となったということです。桜花賞馬グランアレグリアの全弟ということもあり、1番人気に推されたブルトガングは、2着シュクロエに4馬身差をつける圧勝で見事人気に応えた。私がブルトガングに異変が起きていることを最初に知ったのは、昨夜遅くツイッターを見ていた時だった。しかし、サラブレッドはとても繊細な動物なので不安は大きかった。桜花賞馬グランアレグリアの全弟ブルトガングが今朝亡くなったことがわかった。競馬ブログを続けること10数年。WordPressで新たにブログをはじめました。好きな騎手はずっと変わらず武豊騎手という一途な性格。思い出の的中レースはヒシミラクルが勝った第63回菊花賞。POGも楽しんでいます。私はブルトガングをPOGで指名しており、新馬戦をテレビの前で見守った。ディープインパクト産駒のブルトガングは、6月22日に東京競馬場で行われた芝1800mの新馬戦にルメール騎手とのコンビで出走。昨夜の段階ではこれ以上のことは私にはわからなかったため、ただ無事を祈るばかりだった。確かな情報がないまま今日の午後になって、ブルトガングの安楽死という悲しいニュースが飛び込んできた。手塚貴久調教師はレース後「大きいところを狙っていきたい」とコメント、ブルトガングはノーザンファーム天栄へ放牧された。「腰萎(ようい)」(通称「腰フラ」)とは、腰がふらついて立っているのが困難な症状。ブルトガングが東京競馬場の長い直線で見せたあの末脚。できることならもう一度、大きなレースで見せて欲しかった。