公務員が堕落しているというのは多くの方が持っている印象だと思います。しかし、実際に公務員だった学徒の認識は少し違います。「公務員は実際にはそれなりに仕事をしているが、仕事の内容からは考えられないくらい高い給料を貰っている」というのが学徒の認識です。「決められた最低限の仕事はするけど、それ以上の最低限のことはしない」というのがお役人仕事と言われる公務員の業務の根底にあります。これは公務員自身はちゃんと仕事をしているつもりなんですが、外の人間から見るとそ … 公務員の待遇は? 公務員の仕事はやりがいも大きいぶん、重責を伴う仕事です。そのため、公務員の身分は厚く保障されています。公務員自身の生活が保障されなければ、国民や住民のための職責が全うされないおそれがあるためです。 皆さんは、「公務員」について、特に身近な存在である「地方公務員」について、どう思いますか?私は以前、公務員の仕事ぶりに対して、非常にネガティブな印象を持っていました。「お日さん、西西」、「親方、日の丸」、「遅れず、休まず、働かず」、「税金ど 公務員が堕落しているというのは多くの方が持っている印象だと思います。実際、学徒の働いていたところでは若手職員の平均の学歴は早慶レベルでした。では、なぜ公務員になると根っこが腐って仕事をしなくなっていくのか?元公務員で、自身も半分腐りかかっていた学徒が説明します!長い不況で公務員人気が高まっているので、優秀な学生が集まるんですよ。これは意外かもしれませんが、若手公務員は結構優秀な子が多いです。その分浮いたお金で、優秀で貴重な仕事をする公務員の給与を上げたり、行政サービスを向上させたり、税金を引き下げるべきです。なので、もしこういった公務員の状況に不満があるのであれば、ちゃんと選挙にいって現実的な公務員給与改革を行ってくれる政治家に投票する必要があります。これはどういうことかというと、どんなに優秀で仕事の出来る若手職員でも絶対にベテラン職員の給与を抜くことはできないということです。公務員は2年に1回異動するのが基本です。これは癒着や汚職を防ぐための制度です。ここからは、そこそこ優秀だった新入職員がどんどん仕事をしなくなってしまうメカニズムについてご説明します。公務員はどんなに頑張ってもびっくりするくらいそれが反映されません。新入職員の時はそこそこ優秀だった職員がダメになっていくメカニズムがご理解いただけたでしょうか?これは成果が評価に結びつかないことと相成って、「最低限のことしかしない」という言動につながっていきます。「決められた最低限の仕事はするけど、それ以上の最低限のことはしない」というのがお役人仕事と言われる公務員の業務の根底にあります。これは公務員自身はちゃんと仕事をしているつもりなんですが、外の人間から見るとそう見えると言った方が正しいのかもしれません。「これだから公務員は!」と思うかもしれませんが、頑張ったり問題を起こさないインセンティブが無いのである程度仕方有りません。本当に制度を改めたほうがいいですねぇ。ほぼ共産主義なこんな状況では誰も努力しなくなるのはむしろ当然です。しかし、公務員に自浄作用を期待してはいけません。どんな組織であれ、自分達に都合の悪い改革をすることはできないからです。早慶レベルの学力を持った学生が、公務員試験に合格するために法律や経済の勉強をしっかりして、さらに面接試験を突破するだけのコミュニケーション能力を備えてくるので、結果として全就活生の中でもそれなりのレベルの人材が集まります。こういう状況を目の前にすると、どんなに志の高い職員であっても「結局、年功序列なんだから何もせずに長く働く方が得だ」という気持ちが芽生えてしまいます。
民間会社の社員には、団結権、団体交渉権、争議権(スト権)の労働基本権が認められていますが、公務員は認められていない、もしくは、大きく制限されています。一昨年、仕事も近所付き合いも全く関係のない公務員の人と知り合いました。こちらの申請書に不備があったようで、突っ返してきたのですが、そのときの返し方が、あまりにツッケンドンで、しかも命令口調で「書き直し」を言ってきたので、カチンときたのですね。「お日さん、西西」、「親方、日の丸」、「遅れず、休まず、働かず」、「税金どろぼう」・・・、思い浮かぶのはこんな言葉ばかりでした。そんな相手に振り回されながら、ガチガチのルールの中で頑張って仕事をしているのです。が、概要を聞いていると「ホントにそんなことやってるの?」と驚くことが多かったのです。パパ友から聞いて想像していた以上に、公務員のハードな仕事っぷりを目の当たりにしてきました。日によって言うことが変わったり、回答や意見を求めても、のらりくらりで煮え切らない人もいます。私が仕事で実際に接してきた中には、そこまでひどい人はいませんでした。その中で感じたことは、公務員の多くの人は、めちゃくちゃ頑張って仕事をしているということ。そして、ひどい公務員が多数いるというのは、その市に限ったことでなく、多くの地方行政も同じ状況とも言っておりました。そして、納得の行かない処分をされたときは、人事院や人事委員会・公平委員会に不服申し立てできます。世の多くの公務員は、日々、大変な激務をこなされています。そして、真摯に仕事に取り組まれています。コンプライアンスに対する感性も、非常に高いのです。別の人があわててやってきて、代わりに対応してくれたのですが・・・。国(出先機関)・県・市・町と数十の行政機関の各部署の方々とやりとりをしていたのです。まだ、市民の目に触れないところに配属するとの差配ができていなかったからでしょう。私は以前、公務員の仕事ぶりに対して、非常にネガティブな印象を持っていました。皆さんは、「公務員」について、特に身近な存在である「地方公務員」について、どう思いますか?仕事をしないくらいでは絶対にクビにならない・・・、何かの処分を受けても第三者機関に文句を言える・・・、こういう環境にいると、全く仕事をしない人間が出てくる、ということです。私自身、公務員の友人や知り合いができて、一緒に仕事をして事実を見るようになると、私の公務員に対する印象は、大幅に良くなっていきました。もう、見るからにヒマそうで、仕事をしている素振りは一切ありませんでした。民間会社では考えられないほど仕事をしない公務員、なぜこんなにたくさんいるのでしょうか?ですから、給料が業績によって大きく下げられることも無ければ、解雇されることも極めて少ないのです。もちろん、職務の公共性、行政の継続性、中立性を維持することも理由です。さすがに最近は見かけなくなりましたが、昔の公務員は、仕事をしないことといったらなかったですよね。この友人の話を聞いて、私が出張所で接したチンタラ公務員は、まさに寄生虫が市民に接する仕事を「させられていた」のだと思いました。しかし、その制度の度が過ぎていると、悪用するものが出てきて、とんでもない状況になるのです。それから、渉外や対境の仕事をするようになり、行政対応も行っていました。もちろんね、中には「お前、一体何様のつもりなんだ?」と言いたくなる態度の人も、そりゃぁいますよ。決して上から目線ではなく、人の話はしっかりと聞いてくれるし、お願いごともちゃんと対応してくれます。理解力も実行力もある、人当たりも良いのです。「いやいや、いろんな部署にゴロゴロいる。そんな奴らでも、部署要員の頭数にはカウントされるから、どこもかしこも慢性的な人手不足。だから、他の人間は、もの凄く働かざるを得ない」この手の話は、民間会社でもよく聞きますが、仕事をしない人の数と仕事をしないレベルが、役所はハンパなくひどいようなのです。仕事をするものにとって、その身分と権利が制度として保証されていることは、本当に重要です。おそらく、この手の人たちには、対外的な仕事をさせていないので、接する機会がなかったのかもしれません。でも、それはどんな会社にでもいるレベルであり、私が知る範囲では、この手の人は少数派でしたね。結婚して子供ができると、親同士の付き合いが始まります。その中には何人か公務員がいました。政権交代などが起きるたびに、これまでの職員は全員クビとなると、これまた大変ですからね。そんな経験もあって、公務員のことは、ずーっと嫌いだったのです。「この税金どろぼうが!仕事をしないくせに、エラそーにしやがって!」このような人たちは、「わかった」と言ったことは、責任を持って回してくれます。 公務員は政策に対して足りないところや議会や市民からの批判を受けそうな部分がないかをもっとも気にします。 だから、普段の仕事においても上司や同僚から仕事の仕方や内容について否定的な意見をもらうことがあります。
公務員にもアルバイト採用ってあるんですよね。あまり気にしていない人も多いのではないでしょうか。でも、個人的にはオススメしません。キャリア形成としてはあまりよく無い仕事先のような気がしま …