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これは1990-1997年発行の『おしゃべりな映画館』からの抜粋本。 親交が深かった淀川さんとの映画対談集。おすぎよりも淀川さんがノリノリ!です。 やっぱりウマが合ったんですね。

つらつら本を読んでいたら、こんなことばに出会った。 映画監督の黒澤明さん、映画解説者の淀川長治さん、『乱』など黒澤作品の音楽も手掛けた武満徹さんによる鼎談での、黒澤さんの発言だ。 「僕はこう思ってるんです。映画というのは、本当は球体じゃなきゃいけないんだと。 文学座が「ジェルソミーナ」のタイトルで舞台化。 A:淀川長治とおすぎの名作映画コレクション . フェリーニを敬愛している井筒和幸は、自身の推薦映画を紹介する自著で、フェリーニの『8 1/2』『フェリーニのアマルコルド』と共に、本作を推薦している 。 舞台 1984年版. オードリー・ヘップバーンの男物白シャツ姿のセクシィな表紙で即買い^^。「クマグス」とは南方熊楠のこと、「ミナカテラ」は熊楠が発見した粘菌のことだそうです。ケニー・ドーハムは少し地味めのトランペッターですが、それだけに味わいのある演奏をいくつも残しています。このアルバムからゴルソン作曲の〈Step Lightly〉を。メロディが素敵なジャズの隠れ名曲:Sweet Love Of Mine「スゥィート・ラブ・オブ・マイン」(ウディ・ショウ作曲)まだちらっとしか見ていませんが、懐かしい写真が一杯載っていて楽しそうな本です。ジャズの名曲「ボヘミア・アフター・ダーク」そして「ファイブ・スポット・アフター・ダーク」ランバート、ヘンドリックス、ロスという男性2人、女性1人のコーラス・グループの音楽は余り聴いていませんでした。(Dave Lambert,John Hendricks,Annie Ross)このアルバムからマイルス・デイビスの曲〈Four〉を聴いてみましょう。最近「モダンジャズのサックス」と簡単に言った場合に、一番ふさわしいのはベニー・ゴルソンではないか?と思っていました。筆者(わたし)と映画との本格的な出会いは何と言ってもフランスのヌーヴェル・ヴァーグ映画でした。それだけ思い入れがあります。メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。ロージャース=ハートのスタンダードナンバー〈Fallin In Love With Love〉『恋に恋して』福岡市西区にある「木の葉モール」で、古書展があっていたので出かけてきました。 4月10日は、映画評論家の淀川長治氏の誕生日です(1909年生まれ)。そこで皆さんに質問です。淀川さんといえば、何の映画を思い出しますか。Youtubeにも淀川さんの動画がいくつかアップされています。本当に淀川さんの該博な知識には驚かされますね。映画の歴史の生き字引みたいな人で …

「最高におもしろい!」「最後は愛や人生というものを教えてくれる」とあります。最近は九州のKBCラジオのお仕事が中心みたいで、露出は少なめなんでしょうか。上の3/4冊の中でおすぎが推薦しているLGBT映画を、ほぼ100%自分の備忘の目的でピックアップしてみました。夫の遺体確認をするシーンのシャーロット・ランプリングの演技を絶賛して、「このシーンでの彼女の素晴らしい演技を見たら、日本の女優の演技力のなさに気づかされるわよ」今回は買いませんでしたが、おすぎの本としては、このほかに『薔薇族』に連載していたコラムをまとめたこんな本も。これは女性誌JUNONに連載されていた映画評(1995-2004掲載分)をまとめたもの。そして「刑務所」「修道院」(どっちも男子のほう)と魅惑的なキーワードが!これは1990-1997年発行の『おしゃべりな映画館』からの抜粋本。おすぎ的見どころはジュード・ロウの美しさ、音楽・イタリアの美しい街並みだそう。日本に『キス・キス・バン・バン』というタイトルで紹介された作品はロバート・ダウニーJr.が出演しているアメリカ版とイギリス版の2作ありますが、これはイギリス版のほうです。何故いきなりおすぎなのかというと、昔おすぎがペドロ・アルモドバルの『オール・アバウト・マイ・マザー』を絶賛していたという話があって、そう言えばほかにどんなお気に入りがあったんだろう?と、ちょっと確かめたくなったんです。ちなみにキャメロン・ディアス主演の『メリーに首ったけ』の紹介文には、デザイン専門学校の先生を好きになって家におしかけ、甲斐甲斐しく料理や掃除をしてたら、横尾忠則や篠山紀信と知り合ったとか! 尽くし方も凄いけど、自分に光るものがないとこんな才能ある人に相手にしてもらえない。実際はLGBT映画はCの『映画を観ない女はバカになる!』で紹介しているものが殆ど。こちらは生い立ちから始まるエッセイ。映画評論家になった経緯も書かれています。「(男の子が)ただもうきれい。美しいのは罪だとおもったわ」というおすぎの文もめちゃそそるんですが、残念ながらDVDになってません。残念すぎる。「この映画は非常にホモセクシャルな男を知ってるね」と淀川さん。Cは映画雑誌掲載のコラムではないので批評の深度はないですが、1994-2004という時期におすぎがどんな映画を推していたか、ということはひとつ参考にはなります。この本にはゲイ・レズビアンを主人公にした映画が適度に紹介されています。おすぎのカラーということもありますが、女性にはLGBT映画の需要がある、ということを意識してのことかもしれないですね。「人を見た目なんかで判断するなということを、こんなに説得力をもって見せてくれる映画はない。特に女性に観てほしい」とのこと。この本の解説ってすごくシンプルなんだけど、こういう毒説が楽しいんですよね。ほかにも面白そうだなと思った作品がたくさん・・・どれもさらっと紹介してるんだけど、ついつい読み進めたくなる楽しさがあるんですよね。親交が深かった淀川さんとの映画対談集。おすぎよりも淀川さんがノリノリ!です。そういう好き嫌いを持ち込むとこがずいぶん批判されたみたいだけど、私なんか全然憎めない・・・これも理屈抜きの好き嫌いの話ですが(笑)同じ本に「『オール・アバウト・マイ・マザー』を超えたかもしれない」ということでフランソワ・オゾンの『まぼろし』が紹介されています。ところで、おすぎ、知らぬ間に73歳になってたんですね。(ということはピーコも73歳!双子って分かりやすくていいです。)「神様は余計なものをつけて(ぼくを)誕生させたんだ」と思ってる7歳の男の子の話」と説明されている。う~ん、実に的確ですね。1行で説明できてます。ポール・ベタニーがお人好しの殺し屋役で登場していて、おすぎ曰く「わたし好みの俳優さんなので、注目して」とのこと。これもイギリス映画。美容師の夫婦が主人公、妻がヘアモデルの女性と駆け落ちしてしまって一家離散、その後再度家族が結集する話。このほかに、『ボーイズ・オン・ザ・サイド』・『ボーイズ・ドント・クライ』・『リトル・ダンサー』・『ショーシャンクの空に』・『バウンド』・『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』・『カストラート』がCに挙げられていました。やっぱりウマが合ったんですね。なんだか女子会モードでとっても楽しそう。『薔薇族』と言えば、知り合いにファンの集い(たしか初代編集長伊藤文學さんを囲む会みたいな感じの)に参加したというツワモノ女子がいましたな。『TV LIFE』のコラムをまとめたこんな本もあります。やっぱり2人一緒がいいね。それと、おすぎとピーコにとって特別な思い入れがある『ウエストサイド物語』も。あ、これも紹介してたんですね。別々の時代を生きた3人のレズビアンの話だということを明かした上で、それを言っちゃ~・・・なことを言って許されるのはおすぎだからこそ。参考にしようと思いましたが、もう随分前に発送されたことになってるのになかなか届かないので、またの機会に。とにかくチャンスを掴むのが上手い! というか、人脈を呼び寄せる才能がある人です。もっと熱い語りを期待したんですが、文字数制限の関係もあるのか、わりと普通でした。たしか映画のパンフでも女性映画評論家さんにも「ジミー大西似」と書かれていましたね。。。買い損ねたけど、これも映画評だったんですね。日記形式の映画評7年分ですって。いや~、私なんかのような凡人には普通につまんないですけどね(苦笑)でも、淀川さんの絶賛を読んで観直したくなりました。


淀川 長治(よどがわ ながはる、1909年(明治42年)4月10日 - 1998年(平成10年)11月11日)は、雑誌編集者、映画解説者、映画評論家。 他の評論家の追随を許さない豊かな知識で テレビやラジオの映画解説を担当した淀川長治は活動写真が始まって13年目に、映画が盛んであった神戸で生まれた。