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動詞の活用の種類の見分け方 1．「来る」ならカ変、「する」「―する（ずる）」ならサ変。 2．上記以外の動詞は、ナイをつけて未然形にしてみる。 ① 活用語尾がア段の音であれば、五段活用 （例）書 か ナイ ② 活用語尾がイ段の音であれば、上一段活用 ① 四段 よだん 活用. ③ 下二段 しもにだん 活用. ⑥ カ 行変格 ぎょうへんかく 活用（カ変）. 動詞は、物事の動作・作用・存在などをあらわす語です。自立語で活用がある用言で、言い切りの形が「う」段で終わるという特徴があります。自立語で活用があるというのは、それだけで意味がわかって形が変わる語ということをあらわします。動詞は述語になることが多いという特徴もあります。 ⑦ サ行変格活用（サ変）. それぞれの活用の種類が具体的にどのような活用をするかについては、これから一つずつページを別にして解説していきます。 ここでは、動詞の活用のしかたには五つの種類があることと、それぞれの活用の種類の名前をしっかりと覚えましょう。 ④ 上一段 かみいちだん 活用. 動詞の活用の種類 動詞の活用の種類は九つ。. ⑤ 下一段 しもいちだん 活用. ⑧ ナ行変格活用（ナ変） 上の例では、「書く」「美しい」「きれいだ」という単語がさまざまな形に変化しています。活用語尾が五十音図のア・イ・ウ・エ・オの五つの段すべてにわたって活用しているので、五段活用です。しかし、動詞のなかには、それらの種類のいずれにもあてはまらない特殊な活用のしかたをするものもあります。動詞の活用の種類について一通り学んだあとで挑戦してみてください。さて、それぞれの単語の形をよく見ると、一つの単語のなかに形が変化しない部分（太字）と形が変化する部分（赤字）とがあることに気づくかと思います。(3) 「でる（出る）」を活用させると、で（ナイ）・で（タ）・でる（トキ）・でれ（バ）・…となります。「重んずる」という動詞は(4)の「重んじる」に似ていますが、二つは別の語です。それぞれの単語の後ろに「ナイ」「タ・マス」「トキ」「バ」などの語を付けて活用させてみましょう。ここでは、動詞の活用のしかたには五つの種類があることと、それぞれの活用の種類の名前をしっかりと覚えましょう。(3) 「もちいる（用いる）」という動詞は、もちい（ナイ）・もちい（マス）・もちいる（。）・もちいる（トキ）・もちいれ（バ）・…というように活用します。(5) 「おもんずる（重んずる）」を活用させると、おもんじ（ナイ）・おもんじ（タ）・おもんずる（トキ）・おもんずれ（バ）・…となります。ちなみに、活用語尾の変化のしかたは、動詞・形容詞・形容動詞のそれぞれでちがっており、動詞のなかでもいくつかの種類に分かれています（後述）。このように、活用語尾がエ・エ・エる・エる・エれ・…となるのは、下一段活用です。動詞とよばれる単語は数多くありますが、そのすべてが同じように活用するわけではありません。(6) 「あたたかい（暖かい）」を活用させると、あたたかく（ナイ）・あたたかかっ（タ）・あたたかい（トキ）・あたたかけれ（バ）・…となります。したがって、「暖かだ」の語幹も「あたたか（暖か）」になります。次の各単語の語幹を答えなさい。なお、語幹と活用語尾の区別のないものは、「なし」と答えなさい。単語のなかには、文中での用いられ方（切れるか続くか、どのような語が続くか）によってその形が変化するものがあります。(1) 「あそぶ（遊ぶ）」は、あそば（ナイ）・あそび（マス）・あそぶ（。）・あそぶ（トキ）・あそべ（バ）・あそべ（。）・あそぼ（ウ）、というように活用する動詞です。一見すると、「おもんじ（重んじ）」までが語幹であるように思われます。口語文法の変格活用には、カ行変格活用とサ行変格活用の２種類があります。なお、付属語で活用をする単語である助動詞も、語幹と活用語尾の区別はありません。(4) 「ならべる（並べる）」という動詞は、ならべ（ナイ）・ならべ（マス）・ならべる（。）・ならべる（トキ）・ならべれ（バ）・…というように活用します。動詞のほとんどは、五段活用・上一段活用・下一段活用のいずれかの活用をします。ちなみに、「旅行する」は、「旅行」と「する」からなる複合動詞です。動詞の活用の種類を見分ける問題です。いまはわからなくてもかまいません。このように、「出る」には「で（出）」の１音だけからなる活用形があります。以上に述べたように、動詞などの用言とよばれる単語の形は語幹と活用語尾とに分けることができるのが原則です。まず前半で語幹と活用語尾の区別について見たあと、後半で動詞の活用の種類についてふれます。そこで、「おもん（重ん）」までが語幹であり、「じ」から後ろの部分が活用語尾であると考えます。(5) 【―する】という形の動詞は、サ行変格活用をすると覚えましょう。(7) 「あたたかだ（暖かだ）」を活用させると、あたたかで（ナイ）・あたたかだっ（タ）・あたたかな（トキ）・あたたかなら（バ）・…となります。(2) 「くる（来る）」を活用させると、こ（ナイ）・き（タ）・くる（トキ）・くれ（バ）・…となります。このように、活用語尾がイ・イ・イる・イる・イれ・…となるのは、上一段活用です。(1) 「いく（行く）」を活用させると、いか（ナイ）・いっ（タ）・いく（トキ）・いけ（バ）・…となります。次にあげる動詞はすべて、語幹と活用語尾の区別がないものです。（「語幹がない」動詞ということもあります。）しかしそれだと、活用形によっては活用語尾がないことになります。このように、「来る」という動詞には、語幹と活用語尾の区別がありません。それぞれの活用の種類が具体的にどのような活用をするかについては、これから一つずつページを別にして解説していきます。(4) 「おもんじる（重んじる）」を活用させると、おもんじ（ナイ）・おもんじ（タ）・おもんじる（トキ）・おもんじれ（バ）・…となります。ただし、「見る」「経る」などのように、語幹と活用語尾が区別できないものもあるので注意してください。 活用形には未然形、連用形、終止形、連体形、仮定形、命令形の6種類があります。例えば「泳ぐ」という動詞なら、・泳がない、泳ごう…未然形・泳ぎます・泳いだ…連用形・泳ぐ…終止形・泳ぐとき…連体形・泳げば…仮定形・泳げ…命令形のように活用します。上の「泳ぐ」の例だと、変化していない「泳(およ)」の部分は語幹といい、活用している赤字の部分を活用語尾(語尾)といいます。活用のしかたは動詞によって異なります。 ② 上二段 かみにだん 活用. 国語の動詞とは何か、活用の形や意味、分類について解説します。動詞と名詞と形容詞、助詞、副詞との関係性についてもご紹介します。文法で基本的な、補助動詞や可能動詞についてもお伝えします。動詞の活用の種類や見分け方は、色々な場面で登場するので、覚えておいて損はありません。休む、踊る、泣く、行く、来る、着く、歩く、過ぎる、登る、飾る、見つめる、待つ、読む、降る、試みる、見える、迎える、脱出する、揺れる、歌う、飲む、食べる、騙す、起きる、咲く、終わる、誘う、降りる、泳ぐ日本語文法の基礎を分かりやすく丁寧に解説します。文法に関する知識は文章力や読解力の入り口です。専門書の内容をもとに、これだけは知っておきたい国語のベーシックな知識を集め、より理解しやすい言葉でご紹介します。多くの方に読まれ続けているこの『日本語文法』をレベルアップや文法の振り返りにお役立てください。活用の種類(パターン)によって、動詞は次の5つのカテゴリに分類することができます。動詞は、文の中のどの位置で使われて、どの言葉を修飾するのでしょうか。特に試験などがない場合は、この活用の話はさらっと飛ばしても構いませんが、学校の試験などで必要な方は活用形を覚える必要があります。動詞には一緒に使う言葉というものがあります。「食べる」であれば「〜を」という目的語をとります。例えば英文を作る時、この文章はofをつければいいのか、atをつければいいのかと、どの前置詞をつければいいか迷う時があります。これは動詞とペアで使う前置詞が身についていないからです。日本語が母国語の場合、どういった「てにをは」をつければいいかという必要成分はなんとなく使いこなせています。しかし、この必要成分が過度に省略されたり、間違った「てにをは」をつけてしまった場合は、意味が通じなくなってきます。動詞の必要成分を理解した上で、適切に省略できると良い文章がかけるようになります。可能動詞の例の一覧をご紹介します。どの語も一語でできるという意味を含んでいます。補助動詞や可能動詞についても、文を分解して正しく書けるようになるには必要な知識です。例えば、「本(名詞)」や「すっかり(副詞)」などは語尾が変化することはありませんが、動詞は語尾が色々な形に変わるのです。このように、動詞は、後ろにつく語によって、未然形、連用形、終止形、連体形、仮定形、命令形の6つに活用します。可能動詞の特徴は、五段活用の動詞が変化したものであるということです。動詞の例文を紹介します。動詞の見分け方は、言い切りの形が「〜う」段音になるもの、と覚えておくと便利です。必ずしも正しい日本語にこだわりすぎる必要はありませんが、日本語を使いこなせるようになることで、相手に誤解を与えることが少なくなったり、言いたいことがスムーズ伝えられるようになります。