アフターコロナでも働き方の一つとして定着するのがテレワーク。ただ、管理者にとってはこれまでと勝手...実際にテレワークで積極的に雑談を推進する現場リーダーは少なくない。ITベンダー、サイダスの吉田真吾取締役CTO(最高技術責任者)はその1人である。「テレワークでは雑談の機会がない。チーム内の潤滑油として雑談が必要だ」と吉田CTOは指摘する。そこでテキストチャットとWeb会議によって雑談の場を複数設けている。受講で使用するBIツールインストール済みのパソコンとテキストは、受講日前に受講者の方宛にお届け。...この記事は有料会員限定です。次ページでログインまたはお申し込みください。オンラインでのコミュニケーションの特性を押さえた上で、上手に話すためのノウハウを解説するオンライ...1つめは昼の「ランチタイム」または夕方の「コーヒータイム」の雑談会議だ。吉田CTOが率いる技術本部内の数人から成るチームごとに時間帯を決めて定期開催している。あるチームは週に1~2回、全員でWeb会議をしながらランチを取る。パーティーゲームをするケースが多いという。2020年のIT Japanはオンラインセミナー形式で8/26~28に開催します。参加は無料。「IT Japan 2020」のサイトで事前登録してください。テレワークになるとオフィスで仕事をしていたときと違い、部下とあいさつや雑談をしたり、仕事の様子をつぶさに観察したりといったことが自然にはできなくなる。「コミュニケーションの機会が減ると、部下との関係性は薄くなる。悩みや本音を聞き出しにくくなる可能性がある」と森マネジャーは指摘する。オンラインで売れる営業トークを分析して分かった商品説明ノウハウを解説する講座です。フレームワーク...「テレワークでは部下とのコミュニケーションの機会を意識して増やすことが重要だ」。こう話すのはテレワークを含む働き方改革のコンサルティングを手掛ける、パーソルプロセス&テクノロジーの森啓亮ワークスイッチ事業部マネジャー/コンサルタントである。テレワークでは主にテキストチャットやWeb会議によってコミュニケーションを取る。上司は部下とコミュニケーションを取る機会が限られ、信頼関係を維持するのは容易ではない。ではどうすべきか。専門家の助言とリーダーの実践法を紹介する。企業のDXへの取り組みが加速する中、データをいかにうまく活用できるかがその成否を左右します。本書...新技術だけではなく、既存のシステムをネットに対応させていくこともDXの基盤として極めて重要なこと...そのためコミュニケーションの機会を意識して増やす必要がある。森マネジャーはチームでのミーティングにとどまらず、部下との1対1でのミーティングを定期的に実施したり、日ごろから雑談をする場を設けたりすることが重要だという。残りの雑談の場は3系統あり、いずれもWeb会議を使ったものである。日経NETWORKに掲載した無線LANに関連する主要な記事をまとめた1冊です。無線LANの基礎知...まずは、テキストチャットの雑談専用チャンネルだ。サイダスは100人強の全社員を対象に全社共通の雑談チャンネルを運用しており、多くの社員が食事、家族などプライベートな話題を書き込むという。「自分を含む管理職が率先して雑談を入力することで、利用が浸透していった」(吉田CTO)。アフターデジタル社会になると市場のルールが変わると考えたほうがいい。社会の変革は避けようがないな...改善といえば「なぜなぜ分析」。なぜなぜ分析の理解を深め、自分自身がチームを率いて実践できるように...ネットにスマホ、SNSが普及したことで「情報過多社会」になりました。本書は、ソーシャルメディアが...Copyright © Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.
LINEと同様にスマートフォン向けのアプリでは、エフェクト機能も利用可能。また、ビデオ通話中の画面を撮影できる機能や、通話中に新たなメンバーをグループに加えられる機能も備わっている。ビデオ会議ツールのもうひとつのグループは、「登録するのはホストだけ」。あとのメンバーはユーザー登録やサインインなしで、会議にアクセスできる……というツール群。画面の共有や録音のほか、背景をぼかす機能や自動的に字幕をつけられる機能なども利用できる。また、あらかじめ通話の予定を設定して、参加予定者に通知できる機能もしっかり備わっている。以前から働き方改革の促進で需要のあった「ビデオ会議」だが、新型コロナウイルスの影響でその進化がめまぐるしいものになっている(クリックすると大きく表示)。「Slack」や「Chatwork」といったビジネスチャットツールでも、一対一のビデオ会議なら無料で利用できるが、Teamsは無料版でもグループでのビデオ会議が可能。誰でも利用できる手軽さではサインイン不要のツールが勝るものの、チャット、ファイル共有、ビデオ会議でグループ作業を効率化できるツールとしては、ほかにないオールインワンの魅力がある。リアルでは3密(密閉空間、密集した場所、密接した会話)を避けるが合い言葉となっているが、その分デジタルでいかにコミュニケーションを“密”にできるか、さまざまなトライアルが始まっている。元から会議を想定しているツール群はURLでのゲスト招待機能など、豊富な機能を備えている。写真はZoom。無料版では今のところ、ビデオ会議の録音・録画や、あらかじめスケジュール設定した会議の開催はできない仕様になっているが、会議のスケジュール機能については将来、無料版でも提供予定とのことなので、その点も期待したい。画面やファイルの共有のほか、URLを指定してWEBコンテンツを共有できる機能や、ホワイトボード機能、投票機能なども備わっていて、会議で必要になりそうなツールがひととおり揃っている印象。Skypeはグループでのビデオ通話(写真)のほか、URLを生成できる「会議」も利用可能。こなれたインターフェースで、無料のビデオ会議ツールとしてかなり優秀。テレワークが増え、ビジネス以外にも多用する人が増えているのが、Zoomを始めとしたビデオ会議アプリだ。スマートフォンなどでは専用アプリが必要だが、PCではブラウザーだけで画面共有や3種類のレイアウト変更機能などが利用できる。法人向けと比べて「会議の録画機能」や「Googleアカウントを持たないユーザーへの招待不可」といった違いはあるが、個人が利用する範囲であれば、十分に実用的だ。テレワークの広がりを受けて、今急速にニーズが高まっているビデオ会議ツールだが、無料版の提供だけでなく、有料版の無償トライアル期間を長く設定するなど、企業向けにも様々な支援プログラムが提供されている。ただし、使える機能はOSやブラウザーに依存するところも大きく、コンテンツの共有などはブラウザによって利用できないケースもあるようだ。Zoomのホワイトボードはホストだけでなく、参加者も書き込み可能。ブレストなどに活用できGoogleの法人向けサービス「Google Meet」は5月、一般ユーザーも無料で利用できるようになった。すでに身近な存在になっているSNSのビデオ通話アプリも“会議”にピッタリな機能を備えている。LINEはPCだけでなく、Androidからも画面の共有が可能。ブラウザの画面などを共有できる。さまざまな企業で導入が進んでいるMicrosoft Teams。無料版も存在する。「Cisco Webex Meetings」はメニューが豊富で機能が充実していることが特徴。有料版も90日間無償利用できるプログラムが提供されている。Facebookメッセンジャーのビデオ通話では、Chrome同士で画面を共有することができた。一方、それぞれの特徴は、実際に使い込んでみないとわからない面も多々ある。今回は、代表的なアプリを実際に試して、その機能をチェックした。面倒な登録が不要になる分だけ参加者の負担が少ないので、ビデオ会議に慣れていない相手を誘いやすいというメリットがある。こうしたビデオ会議アプリの多くは、一定の機能が無料で使える「無料版」が公開されていて、中小規模の事業者やフリーランサー、さらに個人でも気軽に利用できる。顔を見ながら話せるビデオ会議アプリは、大きく2つのグループに分けられる。ひとつは相互の事前承認が前提となる「SNS型」のアプリ。友だちになっている相手とだけ話せる、SNSのビデオチャットなどがこれに該当する。