芥川龍之介賞 最新情報 第163回芥川賞は高山羽根子さんと遠野遥さんに決定!(2020年上半期) 第163回芥川龍之介賞の選考委員会が2020年7月15日(水)午後2時より都内にて開催され、下記候補作品の中から高山羽根子さんの「首里の馬」と遠野遥さんの「破局」が授賞作に決まりました。 日本文学振興会より、第163回芥川龍之介賞の候補作が発表されました。選考委員会は、きたる2020年7月15日(水)午後2時より都内で開催されます。 選考委員(五十音順) 小川洋子・奥泉光・川上弘美・ … 第163回芥川龍之介賞・直木三十五賞(2020年上半期)の候補作品が発表されました。今回は、そんなノミネート作品の各あらすじをご紹介します。まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。 今回は第163回芥川賞の発表時間や会見の中継についてまとめました。 第163回芥川賞の発表は2020年7月15日(水)16時頃と予想; 発表の瞬間はニコニコ動画で中継あり . 第163回芥川賞候補作発表 2020年6月16日、芥川賞の候補5作品が発表されました。 受賞作の発表は、7月15日(水)です。 以下、候補作と掲載誌をまとめ、受賞予想をいたします。 『赤い砂を蹴る』石原燃 初の候補入りです。 石原さんは、劇作家で、太宰治のお孫さんだそうです。 1972年、東京都文京区生まれ。武蔵野美術大学卒。2009年より劇作家として活動。10年「フォルモサ!」で劇団大阪創立40周年の戯曲賞にて大賞を受賞。11年、短編「はっさく」が「テアトロ」10月号に掲載、その抜粋版がNYの演劇人が立ち上げたチャリティー企画「震災 Shinsai:Theaters for Japan」で取り上げられ、12年3月11日に全米で上演される。本作が小説デビュー作となる。〈作品〉「改良」2019年文藝冬季号、単行本は同年河出書房新社刊。◆発表 「文藝春秋」9月号(8月7日発売)に受賞作全文と選評を掲載。1972年8月11日東京都日野市生まれ。早稲田大学教育学部理学科数学専修卒。早稲田大学大学院国際情報通信研究科博士課程修了。博士(国際情報通信学)。日本電信電話株式会社勤務 、神奈川工科大学情報学部准教授を経て、2017年より教授。12年、「 架空列車」で第55回群像新人文学賞を受賞。同年、本作品を収録した『架空列車』でデビュー。Copyright © Bungeishunju Ltd.日本文学振興会より、第163回芥川龍之介賞の候補作が発表されました。選考委員会は、きたる2020年7月15日(水)午後2時より都内で開催されます。1975年5月9日富山県富山市生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒。2010年「うどん キツネつきの」が第1回創元SF短編賞の佳作に選出される。同年、 同作を収録したアンソロジー『原色の想像力』(創元SF文庫)でデビュー。16年「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞受賞。〈作品〉「架空列車」2012年群像6月号、 単行本は同年講談社刊。「再起動」16年群像11月号、単行本は17年講談社刊。「俺の部屋からは野球場が見える」18年群像4月号。〈作品〉『うどん キツネつきの』2014年東京創元社刊 =第36回日本SF大賞最終候補。「太陽の側の島」16年婦人公論4月12日号。「オブジェクタム」18年小説トリッパ ー春季号、単行本は18年朝日新聞出版刊(「太陽の側の島」併録)=第39回日本SF大賞最終候補。「居た場所」18年文藝冬季号=第160回芥川賞候補、単行本は19年河出書房新社刊 。「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」19年すばる5月号=第161回芥川賞候補、 単行本は19年集英社刊 。「如何様」19年小説トリッパ ー夏季 号、 単行本は19年朝日新聞出版刊=第41回野間文芸新人賞候補。1991年8月22日神奈川県藤沢市生まれ。慶應義塾大学法学部卒。2019年「改良」で第56回文藝賞を受賞しデビュー。〈作品〉 「はるか」2010年せりふの時代Vol.56。「はっさく」11年テアトロ10月号=12年「震災 Shinsai:Theaters for Japan」にて全米上演。「人の香り」12年『優秀新人戯曲集2013』所収=第18回劇作家協会新人戯曲賞最終候補。「父を葬る」13年テアトロ4月号=第24回テアトロ新人戯曲賞佳作受賞。「沈黙」14年テアトロ11月号=第22回OMS戯曲賞最終候補。「白い花を隠す」17年テアトロ5月号。1991年埼玉県生まれ。2020年「アキちゃん」で第125回文學界新人賞を受賞しデビュー。 芥川賞は本を読まない人でも知っている、日本で一番有名な文学賞だと思います。 「お母さん、聞こえる? 私は、生きていくよ。」画家の母・恭子を亡くした千夏は、母の友人・芽衣子とふたり、ブラジルへ旅に出る。芽衣子もまた、アルコール依存の夫・雅尚を亡くした直後のことだった。ブラジルの大地に舞い上がる赤い砂に、母と娘のたましいの邂逅を描く。2011年秋、仙台。震災で職を失った和正は、認知症の母とその母を介護する姉の生活を支えようと、犯罪まがいの仕事をしていた。ある日和正は、コンビニで、ガリガリに痩せた野良犬を拾う。多聞という名らしいその犬は賢く、和正はすぐに魅了された。まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。この島のできる限りの情報が、いつか全世界の真実と接続するように。沖縄の古びた郷土資料館に眠る数多の記録。中学生の頃から資料の整理を手伝っている未名子は、世界の果ての遠く隔たった場所にいるひとたちにオンライン通話でクイズを出題するオペレーターの仕事をしていた。ある台風の夜、幻の宮古馬が庭に迷いこんできて……。その直後、和正はさらにギャラのいい窃盗団の運転手役の仕事を依頼され、金のために引き受けることに。そして多聞を同行させると仕事はうまくいき、多聞は和正の「守り神」になった。だが、多聞はいつもなぜか南の方角に顔を向けていた。多聞は何を求め、どこに行こうとしているのか……。受賞作品発表は2020年7月15日に、東京・築地の「新喜楽」でおこなわれます。わが国最高峰の舞台芸術として受け継がれてきた能楽。長年、能に親しんできた著者が名曲にインスパイアされて生み出した8編の時代小説集。一緒に、塔を探しに行かないか?生き迷う男。謎を残して死んだ女。…大学教師の私に届いた、学生時代にバイトをしていた映画館からの招待状。映写室の壁に貼られたままの写真に、20年前の記憶がよみがえる。壊れかけた家族は、もう一度、ひとつになれるのか?羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布」ホームスパンをめぐる親子三代の心の糸の物語。自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづったブログです。まだ読んでいない作品があったら、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。大阪万博に沸く日本。絵描きの父と料理上手の母と暮らしていた銀花は、父親の実家に一家で移り住むことになる。そこは、座敷童が出るという言い伝えの残る由緒ある醬油蔵の家だった。家族を襲う数々の苦難と一族の秘められた過去に対峙しながら、少女は大人になっていく――。なぜこんなにもアキちゃんが憎いのか─。18歳になった女性が、小学5年のときに親しかった「アキちゃん」という同級生との思い出を綴った物語。アキちゃんには、大きな秘密がある…。時は天正五年(一五七七年)。ある晩、天下統一に邁進する織田信長のもとへ急報が。信長に忠誠を尽くしていたはずの松永久秀が、二度目の謀叛を企てたという。前代未聞の事態を前に、主君の勘気に怯える伝聞役の小姓・狩野又九郎。だが、意外にも信長は、笑みを浮かべた。やがて信長は、かつて久秀と語り明かした時に直接聞いたという壮絶な半生を語り出す。民を想い、民を信じ、正義を貫こうとした青年武将は、なぜ稀代の悪人となったか?私を阻むものは、私自身にほかならない――。ラグビー、筋トレ、恋とセックス。ふたりの女を行き来する、いびつなキャンパスライフ。28歳の鬼才が放つ、新時代の虚無。 1969年三重県生まれ。三重県立四日市高等学校、中央大学法学部法律学科卒業。四日市市観光大使。1991年に出版社に入社。雑誌主催のイベント関連業務、着物雑誌編集部、ファッション誌編集部を経て、フリーライターになる。2008年に永島順子(ながしま・じゅんこ)名義で応募した『風待ちのひと』(応募時のタイトルは「夏の終わりのトラヴィアータ」)で第3回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞。2009年に筆名とタイトルを改め同作で小説家デビュー。2014年『ミッドナイト・バス』で第27回山本周五郎賞候補、第151回直木賞候補。2017年『彼方の友へ』(実業之日本社)本作で第158回直木賞候補。2020年『雲を紡ぐ』で第163回直木賞候補。第163回芥川龍之介賞・直木三十五賞(2020年上半期)の候補作が発表されました!受賞作を決める選考会は7月15日に東京・築地の「新喜楽」で行われ、受賞作は同日のうちに発表されます。今回ノミネートされた話題の著者・候補作を一挙ご紹介いたします。1984年、京都府生まれの時代小説作家。ダンスインストラクター、作曲家、埋蔵文化財調査員を経て専業作家となる。2016年、『蹴れ、彦五郎』で第十九回伊豆文学賞の小説・随筆・紀行文部門最優秀賞、2016年『狐の城』で第二十三回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞をそれぞれ受賞。2017年『火喰鳥』が単行本デビュー作となり、啓文堂書店時代小説文庫大賞を受賞、「羽州ぼろ鳶組」シリーズとして代表作となる。2018年「童神」で第十回角川春樹小説賞を受賞し、『童の神』と改題されて単行本発刊。同作が第8回本屋が選ぶ時代小説大賞候補となると同時に、第160回直木賞の候補に。2020年『じんかん』で第163回直木賞候補。1991年埼玉県生まれ。2020年「アキちゃん」で第125回文學界新人賞を受賞しデビュー。2020年、『アキちゃん』で第163回芥川賞候補になる。1966年大阪府生まれ。関西大学文学部卒。2009年、第二一回ファンタジーノベル大賞を受賞した『月桃夜』でデビュー。一二年、『アンチェルの蝶』で第一五回大藪春彦賞候補となる。また、『雪の鉄樹』が本の雑誌増刊「おすすめ文庫王国2017」第一位、『冬雷』が本の雑誌2017年上半期エンターテインメント・ベスト10 第二位となる。その他の著書に『あの日のあなた』『オブリヴィオン』『カラヴィンカ』。2020年『銀花の蔵』で第163回直木賞候補。1991年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。東京都在住。2019年『改良』で第56回文藝賞を受賞しデビュー。2020年、『破局』で第163回芥川賞候補になる。1972年、東京都生まれ。早稲田大学大学院国際情報通信研究科博士課程修了。博士(国際情報通信学)。会社勤務を経て、神奈川工科大学情報学部准教授。『架空列車』(講談社)で第55回(2012年)群像新人文学賞受賞。2020年、『アウア・エイジ(Our Age)』で第163回芥川賞候補になる。発表が楽しみですね!気になる作品は、ぜひ今からチェックしておきましょう!劇作家。東京都出身。大阪府在住。武蔵野美術大学建築学科卒業。日本劇作家協会会員。非戦を選ぶ演劇人の会実行委員。2007年より劇団劇作家に所属。東京にて他団体への書き下ろしを中心に活動する。2011年の夏に大阪に移住。2012年5月に劇団劇作家を退団後、演劇ユニット燈座(あかりざ)を立ち上げる。2020年、『赤い砂を蹴る』で第163回芥川賞候補になる。1977年京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院文学研究科博士課程前期修了。専門は奈良仏教史。母は作家の澤田ふじ子。時代小説のアンソロジー編纂などを行い、2008年、第2回小説宝石新人賞最終候補。2010年『孤鷹の天』で小説家デビュー。2011年同作で第17回中山義秀文学賞を最年少受賞。2012年『満つる月の如し 仏師・定朝』で第2回本屋が選ぶ時代小説大賞、第32回新田次郎文学賞受賞。2015年『若冲』で第153回直木賞候補。2016年同作で第9回親鸞賞受賞。2017年『火定』(PHP研究所)で第158回直木賞候補。2019年『落花』(中央公論新社)で第32回山本周五郎賞候補および第161回直木賞候補に。2020年『能楽ものがたり 稚児桜』で第163回直木賞候補。1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム)不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。著者多数。近著に『アンタッチャブル』『陽だまりに天使たち ソウルメイト2』『神奈備』『比ぶ者なき』『神の涙』がある。2020年『少年と犬』で第163回直木賞候補。1975年、富山県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒。2010年、「うどん キツネつきの」が第1回創元SF短編賞の佳作に選出され、同作収録したアンソロジー『原色の想像力』(創元SF文庫)でデビュー。2015年、「おやすみラジオ」が第46回星雲賞(日本短編部門)参考候補作に。同年、短編集『うどん キツネつきの』が第36回日本SF大賞最終候補。2016年、「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞受賞。2018年、短編集『オブジェクタム』が第39回日本SF大賞最終候補作に。「居た場所」(『文藝』冬号掲載)で第160回芥川賞初ノミネート。2019年、「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」(『すばる』2019年5月号)で第161回芥川賞ノミネート。2020年、『首里の馬』で第163回芥川賞候補、三島由紀夫賞候補
こんにちは、ブクログ通信です。 第163回芥川龍之介賞・直木三十五賞(2020年上半期)の候補作が発表されました!受賞作を決める選考会は7月15日に東京・築地の「新喜楽」で行われ、受賞作は同日のうちに発表されます。今回ノミネートされた話題の